2007-06-01から1ヶ月間の記事一覧

「こちらゆかいな窓ふき会社」ロアルド・ダール

ロアルド・ダールの「こちらゆかいな窓ふき会社 The Giraffe and the Pelly and Me」 ずっと売り物件のまま、売れずに残っている木造の建物は、以前はお菓子屋さんだったらしい。ぼくは、この建物で、ふたたびお菓子屋さんをはじめるのが夢なんだ。 けど、建…

「ことっとスタート」ロアルド・ダール

ロアルド・ダールの「Esio Trot」ホッピー氏はひとり暮らしの初老の男性。仕事も引退し、ベランダで花の世話を楽しむ毎日。そんなホッピー氏の、一階下の部屋では、未亡人のシルバー夫人が暮らしている。ふたりはいつも、ベランダごしに挨拶をかわす仲。でも…

まるごと一冊ロアルド・ダール

「まるごと一冊ロアルド・ダール The Roald Dahl Treasury」 全集…というわけではないのですが、ダールの児童書作品が集められて一冊になっている本。 「大きな大きなワニのはなし」「こちらゆかいな窓ふき会社」「恋のまじない、ヨンサメカ」「ふしぎの森の…

「ダニーは世界チャンピオン」ロアルド・ダール

What a child wants - and DESERVES - is a parent who is SPARKY! ロアルド・ダールの「Danny the Champion of the World」 ダニーには母さんがいない。ダニーがまだ赤ん坊のころに死んでしまった。でもダニーには父さんがいる。父さんは、いわゆる「立派な…

「したかみ村の牧師さん」ロアルド・ダール

ロアルド・ダールの「The Vicar of Nibbleswicke」 ダールの没後に出版された本です。 教会区に赴任したばかりの牧師さん。初仕事の不安と緊張のあまり、奇妙な病気にかかってしまいます。自分では意識しないうちに、言葉をさかさまに言ってしまうのです! …

「すばらしき父さん狐」ロアルド・ダール

ロアルド・ダールの「Fantastic Mr. Fox」(1970年) 大きな木の下にある穴のなかでは、キツネの一家(お父さんと、お母さん、それから四匹のこどもたち)が暮らしていました。 父さんギツネは、家族のために、毎日、食糧を調達します。夜、こっそりと農場に…

「ガラスの大エレベーター」ロアルド・ダール

When you have been with us a little longer, nothing will amaze you. 「チョコレート工場の秘密」の続編です。「Charlie and the Great Glass Elevator」1972年 前作のラストで、ガラスのエレベーターに乗ってチョコレート工場へとむかったチャーリーとそ…

「チョコレート工場の秘密」ロアルド・ダール

In your wildest dreams you could not imagine that such things could happen to you! Just wait and see! どんなにとっぴな夢の中でも、きみにそんなことが起こるなどと、けっして想像できないかずかずです! お楽しみに!(柳瀬尚紀:訳より引用) ティ…