「アナベル・ドールの冒険」アン・M・マーティン

The Doll PeopleThe Doll People
Brian Selznick

Hyperion (Juv) 2003-08


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アナベル・ドールの冒険」、アン・M・マーティン、ローラ・ゴドウィン著 ブライアン・セルズニック絵(原題「The Doll People」 Ann M. Martin & Laura Godwin 著 Brian Selznick 絵)

「Doll People」シリーズの第一作。再読しました。私が持っているのは洋書で、ペーパーバックですが、邦訳もでています。続編に「The Meanest Doll In The World 」がありますが、そちらも「アナベル・ドールと世界一いじのわるいお人形」というタイトルで、邦訳がでています。
また、原書では「The Runaway Dolls」という新作が出ました。そちらは邦訳はまだですけど…。原書も出たばかりでハードカバーなので、ペーパーバックになるまで少し待とうと思ってます。

あらすじ
アナベル・ドールは百年前のお人形。でも八歳の女の子。パパとママと弟とおじさんと赤ちゃんと乳母と、ドールハウスで暮らしています。人間たちが見ていないところで、人形たちは動いたり喋ったり歌ったりしてすごしています。
ある日アナベルは、一冊の日記を発見します。それは四十五年前に行方不明になった、サラおばさんの日記でした。アナベルは、日記の記述を手がかりに、サラおばさんの捜索を決意します。それはドールハウスの外へ出て、人間の家のなかを探索するというものでした。家のなかにはネコもいて、危険がいっぱい!
でもアナベルには、自分と同じ人形の女の子、ティファニーという新しい友達もできて…?

このシリーズは挿絵が多く、文章も平易で読みやすいです。ロアルド・ダールの児童書と同じくらいの読みやすさかと思います。

アナベル・ドールの冒険アナベル・ドールの冒険
Ann M. Martin Brian Selznick Laura Godwin

偕成社 2003-09


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