「スパイダーウィック家の謎」ホリー・ブラック

Spiderwick Collector's Trunk (Spiderwick Chronicles)Spiderwick Collector's Trunk (Spiderwick Chronicles)
Tony DiTerlizzi

Simon & Schuster Childrens Books 2007-11-05
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ホリー・ブラック Holly Black著、トニー・ディテルリッジ Tony DiTerlizzi絵、「スパイダーウィック家の謎」シリーズ、第一巻「人間、見るべからず」(原題:The Field Guide)2003年。
全五巻のシリーズですが、続編のシリーズも現在は刊行がはじまっています。
邦訳は文渓堂から飯野眞由美:訳で出ています。邦訳も箱入り全五巻セットがでています。洋書も、箱入り全五巻セットや、全五巻プラス「The Notebook for Fantastical Observations」がついた、コレクターセットも発売されています。
私は全巻完結するまえにバラバラで買ってたのですけど、どうせならセットのほうがほしかった…。


洋書は、原書のアメリカ版がハードカバー…といっても、大きさはペーパーバックとあまり変わりません。英国版ペーパーバックも出ています。

100ページくらいの本で、挿絵も多いです。文と挿絵、両方が主役の本といった感じです。対象年齢は7歳以上ですので、英語は難しすぎるということはなく、また絵をみれば話の筋はだいたいわかります。

トニー・ディテルリッジの献辞はアーサー・ラッカムに捧げられています。ディテルリッジの絵はラッカムよりも少しコミカルな感じがします。人物の絵などは日本の漫画に近いものがあり、親しみやすいです。

とりあえず二巻までは以前に一度読んでるのですが、内容を忘れてしまったので、読み直ししてみることにしました。映画化もされたことだし、がんばって全巻読んでみようかと思います。


あらすじ:
母と姉のマロリー、双子の弟サイモンと、親戚のおばさんの古いお屋敷に引っ越してきたジャレッドは、不審な音をききます。それは壁のなかからきこえてくるのでした。フェンシングが趣味で、やや乱暴なところのある姉のマロリーが壁をたたきこわすと、なかから壊れた人形や、ゴキブリの死骸など、不気味ながらくたが出てきます。
それから次々と奇妙なことが起こり…
偶然みつけた隠し部屋で、謎めいたメモを手に入れたジャレッドは、謎をといて一冊の手書きの本を発見します。それは妖精について書かれた、図鑑のような本でした!


邦訳は出版社さんのサイトで一章が立ち読みできます→http://www.bunkei.co.jp/spiderwick/index.html
原書のほうもオフィシャルサイトで、さわりだけ読めます。英語のオフィシャルサイト、すごく凝ってますしイラストなどもたくさん見られて楽しいです→http://www.spiderwick.com/


スパイダーウィック家の謎 1 人間、見るべからずスパイダーウィック家の謎 1 人間、見るべからず
トニー・ディテルリッジ 飯野 眞由美

文渓堂 2004-06-26
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