「どでかいワニの話」ロアルド・ダール
ロアルド・ダールの「The Enormous Crocodile」
アフリカの川にすむ、大きなワニは、とても食いしんぼう。お昼に人間のこどもを食べようと画策します。大きなからだが目立たないよう、あの手この手で、人間のこどもに近づきます。
ヤシの木に化けたり、シーソーやメリーゴーランドのふりをしたり。
はたしてワニの大作戦は、成功しちゃうのでしょうか…?
40ページくらいの絵本です。
ダールとクェンティン・ブレイク Quentin Blake が初めて一緒に仕事をした記念すべき作品。
ちいさい子向けに書かれたものなので、絵をみただけで、ほとんどストーリーはわかります。
この作品を読んで、ちょっと思い出したのが、「ちびくろサンボ」の作者ヘレン・バンナーマンの絵本「The Story of Little Black Mingo」
こちらのサイトさん(英語)→http://www.gutenberg.org/files/11162/11162-h/11162-h.htm
で無料で読めるのですが、その作品…主人公は、いじわるなおばさんに苛められている女の子で、ワニに食べられそうになるというお話なんですが、ラストがものすごいんです。
そのラストと比べれば、ダールのこの絵本のラストは、そんなに残酷でもないかな…って感じがします。
邦訳は、新訳がロアルド・ダールコレクション8「どでかいワニの話」、旧訳は「大きな大きなワニのはなし」
- 作者: ロアルド・ダール,クェンティン・ブレイク,Roald Dahl,Quentin Blake,柳瀬尚紀
- 出版社/メーカー: 評論社
- 発売日: 2007/02/01
- メディア: 単行本
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大きな大きなワニのはなし (評論社の児童図書館・絵本の部屋)
- 作者: ロアルド・ダール,クェンティン・ブレイク,Roald Dahl,田村隆一
- 出版社/メーカー: 評論社
- 発売日: 1978/11
- メディア: 単行本
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