「魔法のゆび」ロアルド・ダール

ロアルド・ダールの「魔法のゆび」を読みました。


主人公は、「魔法のゆび」をもつ女の子。どうしてそんな力を持っているのかは、本人にもわかりません。でも、頭に血がのぼると、ひとさし指から光がでて、自分を怒らせた相手を、動物に変えてしまいます。
主人公は、楽しみのためだけにする狩りが許せません。
しかし隣人のグレッグ一家は、お父さんも、その息子ふたりも、狩りが大好き。
主人公がいくら、狩りをやめるように頼んでも、聴く耳をもちません。
そこでついに、魔法のゆびが発動してしまい…
グレッグ一家は、鳥に姿が変わり、かわりに鳥が人間になって…?


六十ページくらいの、薄い本ですし、英語も難しくありません。一日か、二日もあれば読めると思います。ストーリもシンプルで、おおよそ予測のつくものですし、絵を見ればわかりますから、多少、わからない単語をとばして読んでも、まず大丈夫。


ダール作品というと、毒の強いものや、ちょっと眉をしかめたくなるような話も多いのですが、これは女の子が主人公ということもあってか、おとなしめといいますか、子供さんに読ませても安心、という感じです。


この本も、現在アマゾンさんで、洋書の四冊買ったら一冊無料キャンペーンの対象商品のようです。(キャンペーン内容は変わることがあります)


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邦訳もでています。


魔法のゆび (ロアルド・ダールコレクション 3)

魔法のゆび (ロアルド・ダールコレクション 3)

  • 作者: ロアルドダール,クェンティンブレイク,Roald Dahl,Quentin Blake,宮下嶺夫
  • 出版社/メーカー: 評論社
  • 発売日: 2005/12/01
  • メディア: 単行本
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