「妖精の騎士タム・リン」スーザン・クーパー

ifyouaskme2005-11-01

「妖精の騎士タム・リン」スーザン・クーパー再話、ウォリック・ハットン絵 もりおかみち訳 小学館
の絵本です。邦訳。原書は…ずっと手に入りにくい状況のようだったので、これ、邦訳がでてくれてすごく嬉しい。


お城の姫、マーガレットは森で赤いバラをつみとりました。すると美しい若者、タム・リンがあらわれて、妖精の女王の手から、自分を救ってほしいと頼みます…


これを読んで、ダイアナ・ウィン・ジョーンズの「九年目の魔法」のことが、ちょっとだけどわかったような気がします。どうして最後、プールでの戦いになったのか、とか、なにがあっても離さずにいた手を、最後には離して水に沈めなくちゃいけなかった、そうしなければ助けられなかったんだ、ということがようやく納得。「九年目〜」を読んだのはずっと前のことで、もう内容、あまり覚えていないし、邦訳しか読んでいないから、いつかそのうち、英語と邦訳、読み比べをしたいなあ…。
前に読んだときは、今よりももっとファンタジーについて、なんにも知らなかったから、よくわかんなかったんですよね…。