「ロアルド・ダールの幽霊物語」

ともかく、あれは死んだものでしたよ。
It was dead, anyhow.(引用)


ロアルド・ダールが編集した短編集。
幽霊譚や怖い話の、比較的古典的な名手とされている作家が多いようでしたので、もしかしたらと思って英語の原文を探してみたら、著作権がきれて無料で公開されているものがいくつかありましたので、少し再読してみました。


Edward Frederic Benson 「In the Tube 地下鉄にて」
http://www.magick7.com/oe/Horror/stories06/104.htm


Jonas Lie 「Elias and the Draug エリアスとドラウグ」
http://www.gutenberg.org/etext/13508
もとはノルウェー語の話かと思うのですが、英訳されたもの。「The Fisheman and The Draug」という題のものが該当するかと。イラストがなかなか味わい深いです。


レ・ファニュ 「The Ghost of a Hand 手の幽霊」
http://www.gutenberg.org/etext/17769
12章めの部分が該当します


Edith Wharton 「Afterward あとにならないと」
http://www.gutenberg.org/etext/4514


Richard Middleton 「On the Brighton Road ブライトン街道にて」
http://www.horrormasters.com/Text/a0309.pdf


Francis Marion Crawford 「The Upper Berth 上段寝台」
http://www.gutenberg.org/etext/22246

この話の邦訳は、青空文庫さんで岡本綺堂:訳のものが読めます
http://www.aozora.gr.jp/cards/001144/card43472.html

ロアルド・ダールの幽霊物語ロアルド・ダールの幽霊物語
乾 信一郎

早川書房 1988-12


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