「リサとガスパールのクリスマス」アン・グットマン

ifyouaskme2006-04-01

It was almost Christmas, and Gaspard and I still hadn't found a present for our teacher, Mrs. Dupont.


リサとガスパールのクリスマス」の英語版、Gaspard and Lisa's Christmas Surpriseを読みました。


町はすっかりクリスマス一色。だけど、リサとガスパールは、担任の先生にあげるプレゼントをまだ用意できていません。どうしよう?
ふたりは相談したうえ、おうちのなかにあるものを使って、レインコートを手作りすることに決めました。…が…


英語は、そんなに難しくありません。高校生さんくらいなら、じゅうぶん読めると思います。
とにかくこの絵本、やっぱり絵がかわいい。キャラクターグッズを集めるような感覚で、集めたくなります。正直…これくらいの絵なら私にも描けそう…と思ってはしまうのですが…(いえ、実際に描こうと思ったら、きっと難しいのでしょうが)


かわいい絵本の何がいいって、かわいいから、つい、何度も読み返したくなるところ。
ページ数も、16ページくらいだし、そんなに文章の量が多いわけでもないから、わりと気軽に読み返せます。ストーリーも複雑ではないので、絵だけでも、だいたい予測がつきます。


この本を読んで、私は自分の子供時代を、ちょっと思い出してしまいました。
私は子供のころ、よく、人形の服を自分で作ったりしたのですが、「針と糸」を使ったりはせずに、接着剤でくっつけて作ってました(笑)
この本にでてくるリサとガスパールって、この世のどこにもいない架空の動物だけれど、現実にどこにでもいる「こども」という感じがします。この世のどこにもいない「理想の良い子」ではない。
そういうところが、ちょっと面白いなあ…などと思いました。


→Gaspard and Lisa's Christmas Surprise(amazon)